米国株市場が注目を集めた2025年4月28日。S&P500やNASDAQ、NYダウの動きに加え、米国債やドル円相場にも変化が見られました。今日のアメリカ市場をまとめてチェックしましょう!
📈 主要指数の動き
- S&P500:5,528.75(+3.54 / +0.06%)
- NASDAQ総合:17,366.13(-16.80 / -0.10%)
- NASDAQ100:19,427.28(-5.27 / -0.03%)
- NYダウ:40,227.59(+114.09 / +0.28%)
- VIX(恐怖指数):25.15(+0.31 / +1.24%)
- 米ドル/円:142.02(-1.65 / -1.15%)
→ ダウはしっかり上昇、一方でNASDAQ系はやや軟調な動きでした。VIXの上昇は、まだ不安感がくすぶっている証拠ですね。

💡 注目のニュース・イベント
- アメリカの経済指標発表を前に様子見ムードが強まり、NASDAQが小幅安。
- 一方で、好決算を発表した大型企業の影響からダウは底堅く推移。
- 金利面では、米国債利回りが軒並み低下(米国債2年:3.6948%、5年:3.8265%、10年:4.2256%、30年:4.7000%)、金先物価格(COMEX)は3,356.90ドル(+1.77%)と上昇!
🔥 セクター別の動き
- 強かったセクター:金(安全資産買いで金先物上昇)
- 弱かったセクター:テクノロジー(NASDAQ系が下落、特に通信・ハイテク中心)
💵 注目銘柄ピックアップ
- 大型テック株が弱含み。
- 運輸株(NASDAQ運輸:5,664.66、+0.39%)は比較的底堅い動き!
- 金融株(NASDAQ金融:12,178.27、+0.08%)も小幅上昇で支えました。

📊 投資家のムード
- 全体としては「やや慎重な強気」。
- 決算好調銘柄への選別買いは続いていますが、FOMCや今後のインフレ指標を警戒する姿勢も。
🚀 今後の注目ポイント
- 今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利発表に超注目!
- あわせて、雇用統計やPCEデフレーターなどインフレ関連指標も市場の関心を集めそうです。
🤔 個人的な感想
「うん、やっぱり決算相場らしい動き!NASDAQは少し重いけど、ダウの粘り強さが目立った印象!」

🧠 今日の豆知識:『ETF(上場投資信託)』ってなに?
用語の定義
ETF(Exchange Traded Fund)とは、株式市場に上場している投資信託のこと。普通の投資信託と違い、株式と同じようにリアルタイムで売買できるのが特徴です!
なぜ重要?
ETFは、低コストで分散投資ができる上、好きなタイミングで売買できるため、初心者からプロ投資家まで幅広く利用されています。また、特定の指数(たとえばS&P500、NASDAQ100など)や、金・原油といったコモディティ、テーマ別(AI関連、クリーンエネルギーなど)にも投資できるので、資産運用の幅を広げるのにピッタリ!
実際の活用例
たとえば、「米国株に広く投資したい!」と思ったら、S&P500に連動するVOOやSPYといったETFを買うだけで、500銘柄以上に一気に分散投資できます。個別株よりリスクを抑えつつ、市場全体の成長を取り込めるので、長期投資にも人気。さらに、為替ヘッジ付きの海外ETFを使えば、円安・円高リスクもある程度コントロールできますよ!
💬 今日話せる小ネタ
今日は「ドル安の影響と世界市場」について!
米ドル/円が142.02円と1.15%も下落したことは、アメリカ市場だけでなく世界中の市場に波及しました。ドルが安くなると、新興国市場(ブラジル、インド、インドネシアなど)にとってはプラス材料になることが多いんです。なぜなら、ドル建て債務の返済負担が軽くなり、資金流入が期待できるから!
さらに、ドル安はコモディティ(原油、金、銅など)の価格にも影響を与えます。今回も金価格(COMEX)が上昇した背景には「ドル安→金に資金シフト」という流れがありました。
逆にアメリカ企業にとっては、海外売上がドルベースで減価するリスクも。特にテック企業など、グローバル展開している企業の決算発表では「為替差損」への注意が必要です!
これからは、ドルの動きにも敏感にチェックしていくと、世界の市況がもっと面白く見えてきますよ!
