📅 7月14日(月)のアメリカ市場まとめ


米国株は小幅続伸📈。S&P500・NASDAQがプラス圏を維持する一方、VIXが急騰し“楽観と警戒”が交錯。CPIと大手銀行決算を控え、投資家は様子見ムードです。

📈 主要指数の動き

指数終値前日比変動率
S&P5006,268.56+8.81+0.14%
NASDAQ総合20,640.32+54.80+0.26%
NASDAQ10022,855.63+75.03+0.32%
NYダウ44,459.65+88.14+0.20%
ドル/円147.81+0.11+0.07%
VIX(恐怖指数)17.20+0.80+4.87%

米国債利回り
2年:3.9040(-0.0100)│5年:3.9921(±0.0000)│10年:4.4373(+0.0140)│30年:4.9812(+0.0240)

コモディティ
金先物(COMEX):3,354.40(-4.70/-0.14%)


💡 注目のニュース・イベント

  • トランプ前大統領がEU・メキシコに新たな関税を示唆し、貿易摩擦リスクが再燃。
  • 今週は6月CPIと大手銀行決算(JPM・WFC・BLKなど)を控え、市場は“ポジション軽め”で静観。
  • ビットコインが12万ドル台に乗せ、暗号資産関連株に買いが波及。

🔥 セクター別の動き

セクター(NASDAQ)終値前日比コメント
金融14,390.58+104.37(+0.73%)決算期待でじわり上昇
工業12,203.59+71.48(+0.59%)インフラ需要が追い風
通信500.59+2.87(+0.58%)5G案件の進展報道
輸送6,555.31-35.15(-0.53%)景気敏感で利益確定売り

💵 注目銘柄ピックアップ

1. JPMorgan Chase(JPM)

  1. 決算直前で“嵐の前の静けさ”。
  2. 高金利が純金利マージンを押し上げ。
  3. 預金流出とカードローン残高の行方が焦点。
  4. 生成AI活用のリスク管理モデルをテスト中。
  5. デリバティブ需要増でトレーディング収益も底上げか。
  6. アナリスト評価は“アウトパフォーム”多数。
  7. 配当利回り3%超で長期資金が流入。
  8. 注視ポイント:投資銀行手数料とコンプライアンスコスト。
  9. 想定上振れならポジティブサプライズ。
  10. 決算後のボラティリティ拡大に要警戒。

2. NVIDIA(NVDA)

  1. 新GPU「AI特化モデル」発表で再び脚光。
  2. TSMCの供給増強で品薄懸念が緩和。
  3. Microsoft・Metaと長期購入契約との報道。
  4. データセンター投資熱で“在庫即完売”状態。
  5. RSI70手前で短期過熱感も。
  6. 競合AMDの新製品発表が来週控え、要ボラ覚悟。
  7. 時価総額はApple・Microsoftに次ぐ3位を維持。
  8. “AIブームの本命”から“インフラ銘柄”へ格上げ議論。
  9. 個人投資家は押し目待ち継続。
  10. テクニカル的には75日線がサポートライン。

3. Coinbase(COIN)

  1. ビットコイン急伸で取引高20%増(社内ブログ)。
  2. SECとの規制合意観測がセンチメントを押し上げ。
  3. ステーキングやUSDC利息で収益多角化。
  4. レイヤー2「Base」のTVL急増。
  5. 高ボラは短期売買勢の楽園。
  6. コスト削減目標達成が利益率に寄与。
  7. ヘッジファンドのショートカバーが続く。
  8. ETFニュース次第で再度急騰も。
  9. “取引所”から“Web3プラットフォーム”へ脱皮できるかが鍵。
  10. ガバナンス強化が長期評価の試金石。

📊 投資家のムード

指数はじわ上げ、VIXは急騰──「警戒しつつも買いはやめない」というねじれた心理。CPIと決算の結果次第で一気に強弱が決まりそうです。


🚀 今後の注目ポイント

  • 7/16:6月CPI
  • 7/17:パウエルFRB議長の議会証言
  • 7/18:JPM/WFC/BLK 決算
  • 7/19:ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
  • 8/1:EU・メキシコ関税発動期限

🤔 個人的な感想

VIXがピョンと跳ねた瞬間、「お、押し目チャンスか?」とワクワクしましたが、結局は“静かな上げ”。イベントドリブン相場の典型ですね😎。


🧠 今日の豆知識:ドルコスト平均法(DCA)

定義|一定額を定期的に投資し、買付単価を平準化する手法。
なぜ重要?|相場の上下にかかわらず機械的に買い続けるため、“高値掴み”のリスクを抑え、感情に左右されにくい。特に長期投資で威力を発揮。
実際の活用例

  1. 毎月同じ日にS&P500 ETFを3万円ずつ積立。
  2. 給料日に即時自動買付を設定し、“使う前に投資”を徹底。
  3. 暴落局面でも買いを止めず、結果的に割安で多くの口数を取得。

💬 今日話せる小ネタ

いま米国で静かにブームになりつつあるのが「給料のリアルタイム受け取りサービス(Earned Wage Access=EWA)」。従来は2週間ごとまたは月1回だった給与サイクルを、働いた分だけ即日引き出せる仕組みです。背景には物価高による“給料日前の資金ショート”問題と、フィンテック企業の参入が挙げられます。代表例のスタートアップ「DailyPay」は、ウォルマートやターゲットなど大手小売のパート従業員向けに導入済みで、アプリからワンタップで日次給与をゲット。手数料は1回1~3ドルと少額ながら、ユーザー数は年間3,000万人超といわれ、ビジネス規模は急拡大中です。企業側のメリットは離職率低下と採用コスト削減。実際、あるファストフードチェーンではEWA導入後に従業員の定着率が20%向上したとの社内資料も。金融リテラシーの低さを懸念する声もありますが、利用者の85%が「高利のクレジットカード借入を減らせた」と回答する調査結果もあり、マイクロファイナンスとして注目されています。次に米国人と景気の話をするとき、「給料を日払いで引き出せるアプリ使ってる?」と聞けば、「おっ詳しいね!」と一目置かれるはずです👌。

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この記事を書いた人

Tatsunori Doi

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