📅 7月2日(火)のアメリカ市場まとめ

【米国株】S&P500・NASDAQともに続伸📈テック好調も、ダウは小幅反落。金利上昇と経済指標の狭間で強弱入り混じる展開に。


📈 主要指数の動き

  • S&P500:6,227.42(+29.41、+0.47%)
  • NASDAQ:20,393.13(+190.24、+0.94%)
  • NASDAQ100:22,641.88(+163.75、+0.72%)
  • NYダウ:44,484.42(-10.52、-0.02%)
  • VIX:16.64(-0.19、-1.12%)
  • ドル円:143.61(-0.06、-0.04%)
  • 米国債10年利回り:4.2847(+0.0360)
  • 金先物(COMEX):3,374.10(+14.40、+0.43%)

テクノロジー株を中心に買いが集まり、S&P500とNASDAQは堅調に上昇。ただし、ダウは金融やエネルギーの軟調さからわずかに下落しました。


💡 注目のニュース・イベント

  • ISM製造業景況指数(6月)が予想を下回る内容で、景気減速懸念が台頭。
  • FRBのパウエル議長による講演は特に目新しい内容なし。利下げのタイミングは依然として不透明。
  • 長期金利の上昇(10年債4.28%、30年債4.8051%)がハイテク株の重しにはならず、逆に安心材料と見る投資家も。

🔥 セクター別の動き

  • 好調:
    • 金融(+1.59%):金利上昇により利ザヤ改善期待
    • 通信・テクノロジー(NASDAQ +0.94%):生成AIや半導体関連が主導
    • 運輸(+1.04%):原油価格の安定が支援
  • やや軟調:
    • 公益、エネルギー:利回り競合や原油価格動向を受け、やや売られ気味

💵 注目銘柄ピックアップ

① エヌビディア(NVDA)

好調なNASDAQの原動力は、やっぱりこの銘柄!
エヌビディアはこの日も続伸し、生成AI関連の需要が引き続き投資家心理を支えました。AI用GPUの新製品出荷が本格化しており、供給能力の強化が期待されています。特にクラウド大手との提携報道が好感され、再び史上最高値圏に近づく動きも。S&P500構成銘柄としても大きな影響力を持つため、指数全体を押し上げる立役者となっています。

② JPモルガン・チェース(JPM)

金融株の牽引役!
米10年債利回りの上昇で、利ザヤ(Net Interest Margin)拡大への期待が高まりました。銀行株全体に買いが入りましたが、その中でもJPモルガンは堅調な貸出動向とAI導入による業務効率化が評価されています。決算シーズンを前に、地銀との格差も注目されつつあります。

③ テスラ(TSLA)

決算前の不安定な動き、でも注目度はピカイチ!
テスラはここ数日やや軟調ですが、7月後半に控える四半期決算に向けてボラティリティが高まっています。販売台数や利益率、そして新型モデルの戦略が焦点。EV全体の成長鈍化が心配される中、サプライズ発表に賭ける短期筋の動きも目立ちます。


📊 投資家のムード

センチメントは「やや強気」継続。インフレ鈍化と経済減速が共存する“ソフトランディング期待”が市場を下支え。ただし金利上昇がリスク要因として警戒されており、ハイテク偏重の地合いが続く展開。


🚀 今後の注目ポイント

  • 7月3日:ADP雇用統計(民間部門)
  • 7月5日:6月雇用統計(非農業部門)
  • FOMCメンバーの講演予定や、企業決算(来週から本格化)にも要注意📅

🤔 個人的な感想

「テック強し!けど、ちょっと上がりすぎかも…?」というのが本音。指数の上昇と金利の動きが逆行してるの、ちょっと気になります💭


🧠 今日の豆知識:『利回り曲線(イールドカーブ)』

定義:
イールドカーブとは、米国債などの「満期ごとの利回り」を線でつないだグラフのこと。通常は、期間が長いほど利回りが高い「順イールド」が自然です。

なぜ重要?:
逆イールド(短期金利>長期金利)になると、将来の景気後退懸念が高まっているシグナルとされます。実際、過去の景気後退の多くは逆イールドのあとに発生しています。

活用例:
投資家やFRBもこれを注視しています。たとえば現在、2年債(3.7889%)よりも10年債(4.2847%)が高いのは「順イールド」=市場はやや正常化方向に向かってる証とも言えます📉


💬 今日話せる小ネタ:「なぜゴールド(金)はインフレヘッジとされるのか?」

金(ゴールド)は、歴史的に「価値の保全手段」として評価されてきました。特にインフレが進行する局面では、「現金の価値が下がる」一方で、「金の価値は維持または上昇」する傾向があります。

これは金が「無国籍」であり、中央銀行の金融政策の影響を受けにくい資産だからです。さらに供給量が限られているため、希少性がある=インフレ環境でも価値を持ち続けやすいというわけです。

実際、2020~2021年のインフレ急進時期には、金価格も上昇。近年ではビットコインなどの「デジタルゴールド」と比較されることもありますが、信頼性と歴史ではまだまだ金に軍配が上がる場面も多いです。

ちなみに今日の金先物(COMEX)は3,374.10ドル(+14.40、+0.43%)と上昇。FRBの利下げ観測が浮上すれば、さらなる上昇も?投資の「守り」の手段として、引き続き注目です✨

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この記事を書いた人

Tatsunori Doi

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