📅 6月26日(木曜日)のアメリカ市場まとめ


米国株はS&P500・NASDAQが最高値目前✨AI半導体熱と利下げ観測が追い風。主要指数の騰落と注目ニュースを初心者向けにサクッと解説します!


📈 主要指数の動き

指数終値前日比変動率
S&P5006,141.02+48.86+0.80%
NASDAQ総合20,167.91+194.36+0.97%
NASDAQ10022,447.29+209.54+0.94%
NYダウ43,386.84+404.41+0.94%
VIX(恐怖指数)16.59-0.17-1.01%
米ドル/円144.36-0.01-0.01%

長期金利は30年債4.8151%、10年債4.2515%と低下、金先物は3,341.60ドルで横ばい。金利低下が株高を支援しました。


💡 注目のニュース・イベント

  • 利下げ観測強まる
    パウエルFRB議長の議会証言を受け、市場は年内3回の利下げを織り込み始めています。GDP確報値は▲0.5%とマイナス成長ながら、耐久財受注は堅調で“混合シグナル”状態。reuters.comreuters.com
  • Micronの好決算が半導体ラリーに火
    AI用メモリ需要を背景に強気ガイダンスを提示し、同業AMD・Marvell・NVIDIAも追随買い。reuters.com
  • 銀行規制緩和案
    FRBがレバレッジ規則を緩和する提案を発表し、金融株が買われました。reuters.com

🔥 セクター別の動き

  1. 通信サービス が11セクター中トップ。メディア・ストリーミング関連に買い戻し。
  2. 情報技術 はAI半導体がけん引し続伸。
  3. リアルエステート は米長期金利の低下にもかかわらず小反落で最下位。reuters.com

💵 注目銘柄ピックアップ

① NVIDIA(NVDA)

  1. 生成AIサーバー向けGPUが依然フル稼働。
  2. Micron好決算の“波及効果”で買い増しが加速。
  3. アナリストはデータセンター需要を再上方修正。
  4. 時価総額はアップルと首位争いを継続。
  5. H100後継の“Blackwell”量産報道が材料視。
  6. 採算の良いソフトウェアライセンスを拡大中。
  7. 競合AMD「MI300X」との性能比較も話題。
  8. 直近では中国向け輸出制限リスクがやや後退。
  9. テクニカル面ではRSI70超え、過熱感に注意。
  10. 中長期では自動運転SoC事業が潜在成長エンジン。

② Micron Technology(MU)

  1. 4Q売上ガイダンスが市場予想上限を超過。
  2. 高帯域メモリ(HBM)の増産投資が奏功。
  3. DRAMスポット価格は5月比で反発基調。
  4. CFOは「AI需要は26年以降も構造的」とコメント。
  5. 中国スマホ向け在庫調整はほぼ完了。
  6. ただし株価は事前に織り込まれており引け後は乱高下。
  7. キャッシュフロー改善で自社株買い余力拡大。
  8. 競合Samsungとの価格競争に慎重姿勢。
  9. 米政府補助金(CHIPS法)採択待ち。
  10. 中期EPS成長率+30%目標を維持と強気。

③ Freeport-McMoRan(FCX)

  1. 銅価格が3カ月ぶり高値で鉱山株に資金流入。
  2. インドネシア新鉱業法で権益延長が正式承認。
  3. EVシフトが押し上げる“脱炭素メタル需要”が追い風。
  4. Grasberg鉱山の産出量ガイダンスを上方修正。
  5. ただし労使交渉リスクは残存。
  6. 長期CAPEX増でフリーキャッシュフローは波が大きい。
  7. ESG格付けの改善が年金資金流入を呼ぶ可能性。
  8. インフレ減速でエネルギーコスト低下は利益率にプラス。
  9. テクニカル的には底値圏からのゴールデンクロス形成。
  10. 「銅供給不足2030年問題」のテーマ株として長期注目。

📊 投資家のムード

  • 金利低下とAI関連の好材料で“強気優勢”。
  • ただし指数は高値圏で**“調整待ち”**を警戒する声も。
  • VIXは16台と“安心モード”だが、PCEデフレーター発表前にオプションでヘッジを入れる動きが散見。reuters.com

🚀 今後の注目ポイント

  • 6/27(金)発表 PCEデフレーター(インフレ核心)。
  • 7月初旬の 雇用統計ISM製造業景況感
  • トランプ前大統領によるFRB議長人事の去就。
  • 日本時間深夜のFOMC議事要旨で利下げタイミングを探る。

🤔 個人的な感想

「いや~予想以上にAI熱が継続!でも最高値近辺はさすがにヒヤヒヤ…利益確定は計画的に😊」


🧠 今日の豆知識

「イールドカーブ・コントロール(YCC)」って何?

  1. 用語の定義
    中央銀行が特定年限の国債利回りを目標値に固定・誘導する政策。
  2. なぜ重要?
    長短金利差を安定させ、企業・家計の借入コストをコントロール可能。ただし副作用として市場機能の低下や通貨安圧力が生じやすい。
  3. 実際の活用例
    日本銀行は10年債利回りを±0.5%程度に抑制。米国で仮に導入されれば住宅ローン金利が急低下→不動産株の追い風になる一方、ドル安→輸入インフレが懸念される…などシナリオ分析に役立ちます。

💬 今日話せる小ネタ

生成AIブームの裏で“銅”がひっそり主役級に。AIサーバーは従来機の約2倍の電力を消費し、その配線に大量の銅が必要です。マイクロソフトはデータセンター1棟あたり約6万kmの銅線を使用すると試算。加えてEV、再生エネ、送電網増強で需要は右肩上がり。一方、世界の大規模銅鉱山の平均グレード(品位)は10年前の0.9%から0.6%へ低下。新規投資は環境規制と資金不足で遅延が相次ぎ、“2030年代1000万トン供給ギャップ”が現実味を帯びつつあります。実は半導体より供給制約が深刻とも言われ、ロンドン金属取引所(LME)の在庫は歴史的低水準。だからこそFreeportやSouthern Copper、BHPなどの銅関連銘柄が息長いテーマ株として注目されるわけです。金利やドル動向より“メタルインフレ”の方がポートフォリオの隠れリスク…なんて話、明日のランチで披露してみてください😉

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この記事を書いた人

Tatsunori Doi

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