【米国株が大幅上昇📈!S&P500やNASDAQが1%超の上昇を記録し、投資家のリスクオン姿勢が強まった一日でした。】

📈 主要指数の動き
- S&P500:6,000.36(+61.06 / +1.02%)
- NASDAQ総合:19,529.95(+231.50 / +1.20%)
- NASDAQ100:21,761.78(+214.35 / +0.99%)
- NYダウ:42,762.87(+443.13 / +1.05%)
- VIX(恐怖指数):16.77(-1.71 / -9.25%)
- ドル円:144.86(+1.34 / +0.93%)
米国株主要3指数すべてが1%以上の上昇を見せる強気の地合いでした。特にS&P500が6,000ポイントを突破し、心理的な節目をクリア✨。VIXが9%を超える大幅下落で、リスク選好ムードが鮮明です。
💡 注目のニュース・イベント
- 📊 5月の雇用関連指標の先読み期待
本日の強気相場は、明日発表予定の5月雇用統計(Nonfarm Payrolls)を前に、堅調な経済回復期待が高まったことが背景にあります。 - 📉 米国債金利の上昇
2年:4.0365(+0.1120)、10年:4.5016(+0.1070)、30年:4.9572(+0.0730)
インフレ再燃への警戒感は残るものの、市場は「景気後退は遠のいた」と前向きに解釈。
🔥 セクター別の動き
- NASDAQ運輸(+1.75%):物流や輸送関連に買いが集まりました。経済活動の回復期待が背景。
- NASDAQ金融(+1.31%):金利上昇により利ザヤ拡大期待から上昇。
- NASDAQ通信(+1.24%):大型IT銘柄の上昇に連れ高。
💵 注目銘柄ピックアップ
① エヌビディア(NVIDIA)
生成AIブームの中心にいるNVIDIAは引き続き強い買いが入っています。特に今週は、同社が発表した新型AIチップ「Blackwell」の量産計画に市場が好反応。AIインフラ投資が続く中で、データセンター需要の追い風も継続中。PERは依然高水準ながら、それ以上の成長期待が株価を支えています。
② モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)
金融株全体が堅調ななか、モルガン・スタンレーも上昇。米国債金利の上昇が、商業銀行にとってプラスに働くと見られ、投資銀行部門の回復も期待材料。加えて、ウェルスマネジメント部門の堅調なパフォーマンスが評価されています。
③ フェデックス(FedEx)
運輸セクターをけん引するフェデックスは、物流コストの改善とEコマース需要の回復を背景に買われました。特に、航空貨物部門の黒字転換見込みが市場で材料視され、投資家の注目が再燃中。アナリストも複数社が目標株価を引き上げており、今後の上昇余地に期待が集まっています。
📊 投資家のムード
今日は明らかに**「リスクオン」**の雰囲気!VIXが大幅に下落しており、投資家心理はかなり前向きに傾いています。雇用統計を控えて一部では様子見の姿勢もありましたが、買いの勢いが優勢となりました。
🚀 今後の注目ポイント
- 📅 6月7日(金)米・5月雇用統計発表
失業率や非農業部門雇用者数の変化が、今後のFRBの金利方針に影響大。市場の注目が集まります。 - 📦 6月中旬 FOMC(連邦公開市場委員会)開催予定
利下げ時期の見通しが示されるかどうかがカギに。
🤔 個人的な感想
「おぉ、来たか!」って感じの強い上昇ですね✨
VIXの9%超えの下落はなかなか珍しい動き。市場は「雇用統計は悪くないはず」と信じてリスクを取りにいってますね!
🧠 今日の豆知識:PER(株価収益率)ってなに?
PERとは?
PER(Price Earnings Ratio/株価収益率)は、「株価が企業の利益(1株当たり利益=EPS)の何倍か」を示す指標です。
計算式は:
👉 PER = 株価 ÷ 1株あたり利益(EPS)
たとえば、株価が100ドルで、1株当たりの利益が10ドルなら、PERは10倍になります。
なぜ重要?
PERは企業の「割安・割高」を測る基本的な物差しとして、投資家の間で広く使われています。
- PERが高い:成長期待が高い or 株価が割高かも?
- PERが低い:利益に対して株価が安い(=割安)可能性
ただし、業種ごとに「適正なPER」は異なるので、同業他社との比較がポイントです!
実際の活用例
- NVIDIAのようなハイテク成長株はPERが50倍以上になることもありますが、それでも買われるのは「将来の成長期待」が非常に高いからです。
- 一方で、銀行や保険などの金融株は一般的にPERが10〜15倍程度でも「適正」とされます。
📌 株を買うときは、「今のPERは高すぎないかな?」「他の会社と比べて割安かな?」とチェックすると、無駄な高値づかみを避けやすくなりますよ!
💡ちなみに、予想PER(forward PER)という未来の利益予測に基づくバージョンもよく使われます。将来の見通しを織り込んだ指標として、機関投資家も重視しています📈
💬 今日話せる小ネタ:「金(ゴールド)」価格が下落中、そのワケは?
今日は金先物が**3,333.50ドル(-41.60 / -1.23%)**と大きく下落。
金は「安全資産」として知られ、株式市場が不安定なときに買われる傾向があります。逆に今日のように株式が大きく上昇し、VIXも下落して「リスクオン」ムードが強いときは、金は売られやすいのです。
もうひとつの要因は米国債金利の上昇。
金は利子を生まないため、利回りのある債券が魅力的になると金は売られがち。今日のように米国債金利が全体的に上昇すると、金には逆風となります。
さらにドル高(ドル円が144.86円)も金にとってはネガティブ。金はドル建てで取引されるため、ドルが強くなると、他通貨を持つ投資家にとって割高になり、売り圧力が強まる傾向があります。
📌 まとめ:
- 株式市場の好調 → 安全資産である金の魅力減
- 債券利回り上昇 → 相対的に金の価値が下がる
- ドル高進行 → 金の割高感から売られやすい
こうしてみると、金価格は複数の要因が絡み合って動くのが面白いですね!
今後の金の動きも要チェックです✨
