📅 7月10日(木曜日)のアメリカ市場まとめ


米国株はS&P500とNASDAQが連日の最高値更新🎉。ダウ平均もプラス圏で、ドル円は146円台前半を維持。VIXは低下し、投資家ムードは引き続きリスクオンです!

📈 主要指数の動き

指数終値前日比変動率
S&P5006,280.46+17.20+0.27%
NASDAQ20,630.66+19.32+0.09%
NYダウ44,650.64+192.34+0.43%
NASDAQ10022,829.26-35.64-0.15%
ドル/円146.20-0.05-0.03%
VIX15.78-0.16-1.00%
米10年債利回り4.3517+0.0100
米2年債利回り3.8742+0.0120
米30年債利回り4.8684-0.0070
金先物(COMEX)3,333.00+12.00+0.36%

S&P500とNASDAQは小幅高ながら2日連続の最高値を更新し、史上高値街道をひた走りました。AP News

💡 注目のニュース・イベント

  • デルタ航空が通期ガイダンスを上方修正し株価が2桁上昇。航空セクター全体を押し上げました。Reuters
  • WKケロッグが伊フェレロに買収される報道で急騰。「フロスティ」などシリアル事業が3.1 Bドルで移籍の見込み。Big Rapids Pioneer
  • 米新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、労働市場の底堅さを再確認。
  • 来週7/15(火)には6月CPI発表を控え、市場はインフレ動向を注視しています。Bureau of Labor Statistics

🔥 セクター別の動き

セクター (NASDAQ)終値前日比コメント
運輸6,676.38+192.00 (+2.96%)デルタ・ユナイテッドの急伸が牽引✈️
金融14,380.94+165.28 (+1.16%)債券利回り上昇でも金融株は堅調🏦
通信502.20-4.16 (-0.82%)ハイテク一服で通信大手が利益確定売り📱

💵 注目銘柄ピックアップ

1. Delta Air Lines (DAL)

  1. 通期EPS見通しを上方修正し投資家を驚かせる
  2. 北米~欧州線の予約が好調でプレミアム席の稼働率が過去最高
  3. 燃料ヘッジの成功でコスト圧力を軽減
  4. パイロット賃上げ交渉が進展し労務リスク後退
  5. 12%高で一時年初来高値を更新
  6. アナリストは目標株価を相次ぎ引き上げ
  7. 自社株買い再開計画を示唆
  8. 旅客需要の季節性が後半期を後押し
  9. 投資家センチメントは「強気」へシフト
  10. 今後の要注目ポイント:CPI後のレジャー支出動向
    Reuters

2. WK Kellogg (KLG)

  1. 伊フェレロによる1株23ドルの現金買収提案報道
  2. プレミアムは30日平均株価に対し約40%✨
  3. 事業分離から2年での大型M&Aに市場は好反応
  4. 朝食シリアルのブランド力と販路を評価
  5. 株価は30%超ジャンプし出来高急増
  6. フェレロの北米拡大戦略の中核に
  7. 規制当局および株主承認が焦点
  8. クロージング完了は2025年後半見通し
  9. 競合ネスレの動向も波及リスク
  10. 短期トレーダーの利益確定売りには注意
    Big Rapids Pioneer

3. United Airlines (UAL)

  1. デルタ好決算の追い風で連れ高
  2. 株価は9~13%上昇し出来高も急増
  3. 需要回復と国際線増便計画を材料視
  4. アナリストが目標株価を相次ぎ引き上げ
  5. マージン改善とコスト抑制で利益率向上
  6. 今後の焦点は第2四半期決算(6日後公表予定)
  7. 燃料費の変動と人件費の管理が鍵
  8. マイレージプログラム強化で収益源多角化
  9. 業界全体のキャパシティ制御が追い風
  10. 長期投資家はボラティリティにも留意
    ナスダック

📊 投資家のムード

  • リスクオン継続:VIXは15台前半まで低下し、恐怖感は限定的。
  • 慎重派も:来週のCPIを控えポジション調整の動きも散見。
  • ヘッジファンド勢はハイテクからシクリカルへ徐々に資金シフト。

🚀 今後の注目ポイント

  1. 7/15(火)6月CPI:インフレ再鈍化なら利下げ観測が一段と強まる可能性
  2. 主要企業決算:来週から銀行決算が皮切り、ガイダンスに要注目
  3. 米債入札(10年・30年):利回り動向と株式の相関をチェック
  4. FOMCメンバー講演:金融政策の手掛かり発言に注意

🤔 個人的な感想

「史上最高値更新は予想通り!でも、CPI前にこの強さ…ちょっとフラグ立ってるかも?🤔」

🧠 今日の豆知識

テーマ:FXとは?

  1. 用語の定義
    FX(Foreign Exchange)は各国通貨を売買して為替差益を狙う取引。米ドル/円(USD/JPY)やユーロ/ドル(EUR/USD)など通貨ペアの価格変動を利用します。
  2. なぜ重要?
    • 24時間取引:主要市場が時差で開くため、土日以外はいつでも取引可能。
    • レバレッジ:少額証拠金で大きなポジションを持てる(国内は最大25倍)。効率的に資金を回せる半面、損失リスクも拡大。
    • 実需と投機が混在:輸出入企業や中央銀行の需給が価格を動かし、マクロ経済や金利差がダイレクトに反映。株式とは異なる値動きでポートフォリオ分散に寄与。
  3. 実際の活用例
    1. 金利差狙いのスワップ投資
      高金利通貨(例:メキシコペソ/円)を買い、日々のスワップポイント(金利差)を受け取るインカム戦略。
    2. 経済指標トレード
      米雇用統計やCPI発表直後の急変動を狙う短期売買。指標のサプライズ度合いでドル円が一気に1円動くことも。
    3. ヘッジ取引
      海外株や外貨建て債券を保有する投資家が為替リスクを減らすために反対ポジションを持つ。

💬 今日話せる小ネタ

世界の“朝食戦争”が熱い!米国では健康志向トレンドでシリアル販売が伸び悩む中、フェレロがWKケロッグ買収に動いた背景には「菓子×朝食」のクロスセル構想があります。ナッツ系スプレッド「ヌテラ」とシリアルの組み合わせで“朝から甘い幸せ”を提案し、市場拡大を狙う戦略が面白いところ。さらにEUでは糖質制限が進む一方、アジアではリッチな朝食需要が増加。日本でもプロテイン入りシリアル市場が20%成長といわれ、各社が新製品を競っています。こうした食習慣の変化は小麦・砂糖・乳製品といったコモディティ価格にも波及し、先物市場の動きにもつながるため、投資家は食品関連ニュースも侮れません。食品セクターはディフェンシブとされがちですが、M&Aやヘルシー志向のトレンドで意外な成長ストーリーが潜んでいる点は注目ポイントです(約550字)。

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この記事を書いた人

Tatsunori Doi

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