📅 7月9日(火曜日)のアメリカ市場まとめ

米国株はS&P500・NASDAQがそろって上昇し、VIXも低下でリスクオンムード。金利低下が追い風となり、CPI発表前に強気の流れが続きました。

📈 主要指数の動き

指数終値前日比
S&P5006,263.26+37.74(+0.60%)
NASDAQ20,611.33+192.87(+0.94%)
NASDAQ10022,864.90+162.65(+0.71%)
NYダウ44,458.30+217.54(+0.49%)
米ドル/円146.310.00(0.00%)
VIX15.94-0.87(-5.17%)
金先物(COMEX)3,322.50+5.60(+0.17%)
米30年債利回り4.8745%-0.0720
米10年債利回り4.3418%-0.0750
米5年債利回り3.9166%-0.0700
米2年債利回り3.8616%-0.0470
CME日経平均先物39,910.00-75.00(-0.19%)

💡 注目のニュース・イベント

  • CPI(7/11)を控えた思惑買い
    インフレ鈍化期待が金利低下と株高を同時に後押し。
  • FRB高官のハト派コメント
    「データ次第で年内利下げも射程」との発言で債券買い優勢。
  • VIX急低下
    15台へ突入し、投資家の恐怖感が一段と後退。

🔥 セクター別の動き

セクター動き
NASDAQ金融 +1.30%金利低下を好感し銀行株が買い戻し。
ハイテク全般 堅調AI関連を中心に幅広く上昇。
NASDAQ運輸 -0.12%原油価格上昇でコスト懸念、利益確定売り。

💵 注目銘柄ピックアップ

1. エヌビディア(NVDA)🔥

  1. AI向けGPU「Blackwell」の量産報道が再燃
  2. クラウド各社の設備投資計画に追い風
  3. 政府機関からの大型半導体調達観測
  4. アナリストが相次ぎ目標株価を引き上げ
  5. 時価総額トリリオン維持で存在感アップ
  6. データセンター向け売上の構成比が拡大
  7. 生成AI用途で競合との差がさらに拡大
  8. 自動運転向けSoCも採用事例が増加
  9. 株価は押し目買い意欲が強く底堅い
  10. 今後は7月末決算のガイダンスが焦点

2. アップル(AAPL)🍎

  1. 「Apple Intelligence」がWWDC後も注目継続
  2. Vision ProとiPhoneの連携デモが高評価
  3. サービス売上が過去最高ペースで推移
  4. 次期iPhoneのAI撮影機能がリークで話題
  5. インド生産拡大でコスト最適化へ
  6. サプライチェーンの地政学リスク分散
  7. 自社株買い継続でEPS押し上げ効果
  8. 米ドル高も価格帯戦略で消化
  9. 中国での販売底打ち観測が浮上
  10. 7月下旬の決算はガイダンス注目

3. バンク・オブ・アメリカ(BAC)🏦

  1. 利下げ観測で債券評価益が追い風
  2. 個人向けデジタル口座の開設が過去最高
  3. AIチャットbot「Erica」利用者1,500万人突破
  4. 与信コストが安定しリザーブ減少見込み
  5. 商業用不動産リスクへの備えを増強
  6. 2024年自社株買い枠350億ドルを発表
  7. 配当利回りが大手銀行でトップ水準
  8. リテール決済手数料の伸びが堅調
  9. 大型M&A案件の助言収益が回復基調
  10. 決算(7/16予定)でNIM動向が焦点

📊 投資家のムード

VIXが15台に沈んだことで「恐怖より好奇心」がやや優勢。とはいえCPI前で慎重姿勢も残り、楽観と様子見が半々の“夏相場らしい静けさ”。

🚀 今後の注目ポイント

  • 7/11 CPI:インフレ鈍化なら利下げ期待上乗せ
  • 金融決算ラッシュ(来週):銀行の与信費用に要注目
  • FRBメンバー講演:市場との対話にブレなし?

🤔 個人的な感想

「夏枯れ」と言いつつ、指数は意外と元気!🍉
CPIが無風なら、S&P500の最高値更新チャレンジも見えてきましたね。


🧠 今日の豆知識:リバランス(Rebalance)

▶ 定義
ポートフォリオ内の資産配分が目標比率からズレたときに、売買で元に戻す作業を指します。

▶ なぜ重要?

  • リスク管理:株高で株比率が過度に上がると、下落局面で大ダメージ
  • 戦略維持:目標アセットミックスを守ることで長期リターンを安定化

▶ 実践例

  • 四半期ごとに株と債券の比率を確認
  • 株が60→70%に膨らんだら一部利益確定して債券へ回す
  • 自動リバランス機能のあるロボアドを活用する手も◎

💬 今日話せる小ネタ(500字以上)

生成AIブームに乗るアメリカの「AIピザショップ」をご存じですか? カリフォルニア発のスタートアップが開発したのは、注文から焼き上げ・箱詰めまでをロボットとAIで完結させる移動式キッチン🍕。トラック型のキッチン内部には協働ロボットアームが並び、生地を伸ばし、ソースを塗り、トッピングを配置、最後は高温オーブンで焼成──ここまでわずか3分。AIは注文データを解析して需要予測と在庫管理を同時に行うため、フードロスが約80%削減されたといいます。さらに、アプリでの事前注文や位置情報連動マーケティングで「ランチ難民エリア」にピンポイント出店が可能。シリコンバレーのオフィス街では、昼休みに合わせて現れ“焼きたてピザ渋滞”を解消したとか。投資家からは「外食産業版テスラ」とも呼ばれ、シリーズCで2億ドル調達。ロボット×食品のコスト構造改革は、最低賃金上昇に悩む外食チェーンの救世主となるか注目です。

【PR】英国発「Admiral」の最新ゴルフウェアが最大50%OFF🎉
動きやすいストレッチ素材&ブリティッシュデザインでコース映え間違いなし!
今なら5,500円以上で送料無料、在庫限りなのでお早めにチェック✅

Admiral Golf Banner

この記事を書いた人

Tatsunori Doi

個別相談はこちらから

資産運用や保険について、正しい知識を得ることは未来への大きな投資です。
D’s Money Knowledgeでは、充実したコンテンツを楽しみながら学ぶことができ、さらに個別相談であなたの悩みに専門家が直接お答えします。

あなたの未来に安心と選択肢を。今すぐ始めましょう!