ドル円は中東停戦のニュースで145円台半ばに軟化も、米長期金利と日銀・FRBのスタンスに注目。テクニカルでは145.20前後のもみ合い継続。上方向には146円、下方向は144円ミドルが視野に。ストップロスも必須ですニャ。

直近の想定レンジ
- 145.50–146.00円:先日の高値ライン到達とレジスタンス意識
- 145.00–145.30円:50%リトレースメントあたりでの揉み合い継続
- 144.50–145.00円:RSI下落とボラティリティ再燃ならサポート候補
根拠
- 中東情勢:停戦ニュース後にドル売り圧力弱まる
- テクニカル水準:日足・週足でフィボナッチ50%ラインを挟んで推移
- 移動平均・RSI:短期RSIは40台後半〜60前後、MACDでも転換前の様相
方向性
中東情勢の落ち着きで、リスクオン=ドル円リスクプレミアム後退。とはいえ、FRBタカ派寄り発言や日銀金融政策(緩和維持)の綱引きにて大きなブレは抑制される様子。短期的にも145.2±0.3円でのレンジ推移が基本。
注目材料(時間の古い順)
- 07:00頃:中東停戦発表によるリスクオフ・オフの動揺解消(既済)
- 09:00前後:東京市場寄付き後のリスクポジ再調整(本日発表ランド)
- 未定:日銀・BOJ当局者発言、米債金利動向
上昇/下落確率
- 上昇シナリオ(~146円):約40%
- 停戦継続+米物価指標堅調+FRB利下げ期待縮小
- 下落シナリオ(~144円ミドル):約60%
- リスクオン加速+米金利低下+テクニカルブレイク
ストップロス推奨位置(ロング/ショート)
ロングのSL:144.80円以下
- 下抜けで50%リトレースメント割れ+短期MACDマイナス転換リスク
- 日足サポートライン(144.8〜145.0)を割り込むと下振れ加速
- リスクオフ局面再燃で急落可能
ショートのSL:146.10円以上
- 145.5–145.7を明確に超えると上昇トレンド再燃
- 高値圏ブレイクで買い勢力優勢
- RSI反転上昇+MACDプラス域突入
※投資は自己責任でお願いします
