📅 6月25日(水)のアメリカ市場まとめ

【米国株はまちまちの展開。S&P500はほぼ横ばい、NASDAQは上昇、ダウは反落。利回り低下やハイテク株が話題に】


📈 主要指数の動き

指数終値前日比(%)
🇺🇸 NASDAQ10022,237.74+47.22(+0.21%)
🇺🇸 NYダウ42,982.43-106.59(-0.25%)
🇺🇸 NASDAQ総合19,973.55+61.01(+0.30%)
🇺🇸 S&P5006,092.16-0.02(-0.00%)
🇯🇵 ドル円145.21-0.04(-0.03%)
🇺🇸 VIX(恐怖指数)16.76-0.72(-4.11%)

株式市場は方向感に乏しい展開でしたが、NASDAQは小幅に上昇。S&P500はほぼ変わらず、ダウは反落とまちまちの結果になりました。


💡 注目のニュース・イベント

  • FRB当局者から利下げに慎重な姿勢が相次ぎ、金利低下を背景にハイテク株が再び買われました
  • 金利低下(米10年債利回り:4.2867%、-0.0060)が成長株に追い風に
  • 投資家は今週発表予定の個人消費支出(PCE)価格指数を警戒

🔥 セクター別の動き

セクター指数前日比(%)
NASDAQ工業11,879.75-153.54(-1.28%)
NASDAQ運輸6,243.60-71.86(-1.14%)
NASDAQ金融13,684.16-70.52(-0.51%)
NASDAQ通信498.90-0.49(-0.10%)

全体的にハイテクセクターは健闘した一方、工業や運輸関連は金利動向の影響で軟調でした。


💵 注目銘柄ピックアップ

1. エヌビディア(NVDA)

エヌビディアは引き続き注目の中心。特にAIサーバー向けGPU「Blackwell」の量産計画が前倒しとの報道を受け、投資家の期待が再燃しています。金利低下によるバリュエーション改善も追い風に。市場では時価総額世界一の座をマイクロソフトと争う展開も話題に。

2. アップル(AAPL)

先週のWWDCで発表された「Apple Intelligence(AI)」が引き続き材料視されています。iOS18のベータ版も開発者に提供開始され、AI搭載Siriの実力に注目が集まっています。ハードウェア売上の鈍化をソフトウェア収益で補えるかが注目点。

3. フェデックス(FDX)

NASDAQ運輸指数が下落する中、フェデックスも連れ安。前日の決算でガイダンスがやや弱気だったことから、機関投資家の売りが先行。コスト削減策が進んでいる一方、グローバル物流の需要回復が遅れているのが懸念材料です。


📊 投資家のムード

投資家心理は「やや強気」に傾いています📈
VIXが16.76(-4.11%)まで低下し、リスク回避ムードは後退。一方で金曜日のPCEを控え、様子見ムードも同居しています。


🚀 今後の注目ポイント

  • 6月28日(金):5月個人消費支出(PCE)価格指数の発表
  • FRBの次回FOMC(7月30〜31日)に向けた発言にも注目
  • 米企業の第2四半期決算発表シーズン入りは7月初旬〜

🤔 個人的な感想

「NASDAQ、やっぱり強い!」って感じですね✨
やや重い雰囲気のダウとは対照的に、ハイテク系は金利低下で買い戻しが入りましたね〜!


🧠 今日の豆知識:「標準偏差」ってなに?

定義: 標準偏差とは、「データのばらつき(散らばり具合)」を数値で表したものです。値が大きいほど、平均から遠く離れたデータが多い=変動が激しいということになります。

なぜ重要?:
投資の世界では、「リターンの標準偏差」=その資産のリスク(ボラティリティ)を示します。たとえば同じ利回りの投資信託でも、標準偏差が大きければリスク高め、小さければ安定していると評価できます。

活用例:

  • 株式A:年平均リターン8%、標準偏差15%
  • 株式B:年平均リターン8%、標準偏差5%
    →この場合、Bのほうがリスクが小さく、より安定的な運用が期待できるとされます。

また、金融商品評価の指標「シャープレシオ」でも、標準偏差は分母として使われます(=同じリターンでも標準偏差が小さいほど優秀)。

投資信託の比較やリスク管理において、見逃せない統計指標なんです📊✨


💬 今日話せる小ネタ:「AI企業の電力消費、原発レベル!?」

AI企業の拡大とともに、データセンターの電力需要が急増しているのをご存じですか?特にChatGPTやクラウドAIを支えるGPUサーバー群は、冷却と計算処理に大量の電力を消費します。

米Bloombergの報道によると、AI業界全体での消費電力は2025年末には1国の消費電力に匹敵するとも言われ、マイクロソフトやグーグルは「原発級の電源確保」を検討中とのこと。再生可能エネルギーだけでは足りず、小型原子炉(SMR)や長期電力契約を導入する動きも。

つまり、これからの「AI投資」は単にITセクターだけでなく、「エネルギーセクター」や「インフラ企業」への波及効果も考慮したほうが良さそうですね⚡🚀

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この記事を書いた人

Tatsunori Doi

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