📅 6月24日(火曜日)のアメリカ市場まとめ

米国株、S&P500、NASDAQが揃って上昇📈テックや金融株が牽引し、市場は好調ムード。金利はやや低下、VIXも大幅下落で安心感広がる


📈 主要指数の動き

6月24日の米国市場は全面高の展開となりました!主要指数の終値は以下のとおりです。

  • S&P500:6,092.18(+67.01 / +1.11%)
  • NASDAQ総合:19,912.53(+281.55 / +1.43%)
  • NASDAQ100:22,190.52(+334.19 / +1.52%)
  • NYダウ:43,089.02(+507.24 / +1.19%)
  • ドル円:144.94(+0.03 / +0.02%)
  • VIX(恐怖指数):17.48(-2.35 / -11.85%)

10年債利回りが4.2965%(-0.025)と若干低下し、金利の落ち着きが株価を支えた形です。


💡 注目のニュース・イベント

この日の注目は、FRB関係者のハト派寄りな発言。ある地区連銀総裁が「インフレ鈍化の兆しがより明確になれば、年内利下げも検討余地あり」と述べ、市場の金利先安観を後押し。

加えて、大手テック企業の設備投資拡大計画が好感され、AI・半導体関連株が再び注目されました。


🔥 セクター別の動き

全体的に買い優勢のなか、特に上昇が目立ったのは以下のセクターです:

  • 金融(NASDAQ金融):+2.24%(13,754.68)
    → 金利低下でも収益改善期待が先行
  • 輸送(NASDAQ運輸):+1.58%(6,315.46)
    → 景気敏感業種として買い戻し入り
  • 工業(NASDAQ工業):+0.81%(12,033.29)

ディフェンシブ系の動きはやや控えめでしたが、全セクターがプラス圏という理想的な展開でした!


💵 注目銘柄ピックアップ

① エヌビディア(NVDA)

AIブームの主役が再び躍動!市場では、中国向けの新型GPU投入計画が報じられ、輸出規制の影響を最小限に抑える姿勢が好感されました。さらに、機関投資家からの買い戻しも観測され、株価は急伸。6月後半のAI関連株ラリーの先導役として再注目されています。

② ジェイピー・モルガン・チェース(JPM)

金融セクターの上昇を牽引したのは大手銀行株。特にJPMは、自己資本規制緩和に関する報道を受けて、今後の株主還元強化(自社株買いや増配)への期待が高まりました。米国債利回りの低下がマイナス要因かと思いきや、むしろ経済ソフトランディングの見通しに市場はポジティブに反応しました。

③ アマゾン(AMZN)

クラウド事業AWS関連の生成AIサービス拡充が話題に。企業向けのAIソリューションを強化することで、マイクロソフトやGoogleとの競争で新たな成長軸を模索中。EC事業も堅調で、バランスのとれた収益構造に安心感が広がっています。大口投資家の買いも入ったとの報道もあり。


📊 投資家のムード

全体的にリスクオン(強気)ムードが戻ってきた印象です。金利低下とインフレ鈍化期待、さらにはAI関連のポジティブニュースが重なり、「今は買い場」と判断する投資家が増えてきました。VIXが17台へ急低下したことも、安心材料として評価されています。


🚀 今後の注目ポイント

今週後半には以下の指標やイベントが控えています:

  • 6月PCEコア価格指数(FRBが重視する物価指標)
  • FRB議長の議会証言(26日予定)
  • マイクロン・テクノロジー決算(AIメモリ需要に注目)

インフレ鈍化の裏付けが取れるか、注目です👀


🤔 個人的な感想

「やっぱり来たか、AI株ラリー再燃🔥」という感じですね!強気派には待ちに待った展開。VIXがガツンと下がったのも気持ちがいい!


🧠 今日の豆知識:「ベータ値(β)」って何?

🔍定義:
ベータ値(β)は、ある銘柄が市場全体(通常はS&P500など)に対して、どれくらい連動して動くかを示す数値です。

  • β = 1:市場と同じくらい動く
  • β > 1:市場より大きく動く(ハイリスク・ハイリターン)
  • β < 1:市場より穏やかに動く(ローリスク・ローリターン)

💡なぜ重要?
この指標を使うと、「この株、どれくらいボラティリティ(価格変動)があるんだろう?」というリスクの目安になります。
例えば、ベータが1.5の銘柄は、市場が10%上がると15%上がる傾向があり、その逆もまた然り。
ポートフォリオ全体のベータを見れば、全体のリスク水準も管理しやすくなります。

📈実際の活用例:

  • グロース株やテック株(例:テスラ、エヌビディア)はベータが高め(1.3~2.0)→値動きが大きい!
  • 公益株や生活必需品株(例:P&G、コカ・コーラ)はベータが低め(0.6~0.8)→防御力高め!
  • ETFにもベータがあり、S&P500に対して「安定型(低β)」「積極型(高β)」を選べるのもポイント。

ベータを知っておくと、単に「株価が上がる・下がる」だけじゃなく、「どのくらい動きやすいか」まで読めるようになりますよ📈✨

💬 今日話せる小ネタ:アメリカの「景気ソフトランディング」って、結局なに?

最近よく聞く「ソフトランディング(Soft Landing)」という言葉。これ、アメリカ経済がインフレを抑えつつ景気後退に陥らずに成長を続ける状態を指します。

背景にあるのは、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策運営。金利を引き上げてインフレを抑える一方で、急な景気失速を避ける「絶妙なバランス」を狙っています。2022~2023年にかけての急ピッチな利上げにも関わらず、米国は今のところリセッション(景気後退)を回避しつつ、労働市場も堅調、GDPもプラス成長。

市場では「FRB、うまくやってるじゃん」という見方も広がってきていて、これは投資家の安心感にもつながっています。もちろん、インフレ再燃や海外リスクにはまだ注意が必要ですが、「暴落が来る!」という悲観論から、やや前向きな空気に変わってきているのが今のムードです☀️


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この記事を書いた人

Tatsunori Doi

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