イスラエルとイランの報復合戦が6日目に入り、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師は18日未明、X(旧ツイッター)に「高貴なるハイダルの名において、戦いは始まる」と投稿した。イランは同日未明に弾道ミサイル2波を発射し、イスラエル防空網がこれを迎撃。米国のトランプ大統領は前日、「イランの無条件降伏」を要求しており、地域情勢は一気に緊張の度を増している。timesofisrael.comreuters.com

話題の要点まとめ
- ハメネイ師が「戦いの開始」を宣言し、イスラム教シーア派の英雄アリ(別名ハイダル)を引用。foxnews.com
- イランは弾道ミサイル約400発を発射、イスラエル軍は大半を迎撃しつつテヘラン周辺20地点を空爆。reuters.com
- トランプ大統領は「イスラエルと共に行動する選択肢」を検討中。米軍機が追加展開。reuters.com
- 原油先物は最大7%急騰、IEAは“非常放出”の用意を表明、OPECは「煽りだ」と反発。reuters.com
関連ニュースの動向・背景
イスラエルは6日前の先制空爆でイランの核関連施設やミサイル工場を標的とし、これが報復連鎖を招いたとされる。イスラエル軍は今回の空爆で「長距離ミサイル製造ラインを無力化した」と主張。一方、イランは「米国が直接介入すれば基地を攻撃する」と国連ジュネーブ代表部を通じ警告した。reuters.com
金融市場では有事のたびに見られる“原油プレミアム”が再燃し、ブレントは一時1バレル78ドル台まで上伸。投資家は金やスイスフランといった安全資産へ資金を逃避させ、株式市場は全面安に転じた。reuters.com
専門家のコメント・データ
IEAのファティ・ビロル事務局長は「戦略備蓄12億バレルを使う準備がある」と表明し、市場の動揺を抑えに動いた。reuters.com
RBCキャピタル・マーケッツのヘリマ・クロフト氏は「イランが2019年型の“アブカイク攻撃”を再現し、タンカールートやエネルギーインフラを狙えば100ドルを超える展開も現実味を帯びる」と分析する。reuters.com
過去の類似事例と比較
- 2019年サウジ・アブカイク攻撃
ドローン攻撃で世界供給の5%が一時停止、ブレントは瞬間20%高。reuters.com - 2020年ソレイマニ司令官殺害
イランはイラク駐留米軍基地へミサイル報復、WTIは5%高。 - 2023年ガザ危機拡大局面
イスラエル・イランの代理戦争色が強まり、原油は90ドル台まで上昇。
今回の連鎖反応は「国家間の直接衝突+SNSでのリアルタイム宣言」という新しい局面を示しており、過去よりも市場へのインパクトが速く深い点が特徴だ。
まとめ・筆者の一言
いやはや、「ハメネイ師のポスト一つで市場がここまで揺れるのか…」と驚いた方も多いですよね。トランプ氏の“無条件降伏”要求も相まって、言葉の応酬がミサイルの応酬へ直結している印象です。個人的には、エネルギー安全保障だけでなくサイバー面の報復にも警戒したほうがいい気がします。
このニュース、これと関係あるかも?
【業界】エネルギー・防衛
【注目株・企業名】(国内)INPEX〈1605〉、IHI〈7013〉/(海外)Chevron〈CVX〉、Lockheed Martin〈LMT〉
原油が跳ねるとINPEXの収益弾力性が効きますし、防衛関連は世界的に注文が増えそう…なんて思っちゃいますよね。
誰かに話すならこんな風に話して
「イランのハメネイ師が“戦いは始まる”とXで宣言して、実際にイランがミサイルを撃ったんだって。イスラエルは迎撃したけど報復空爆も続いてて、原油がまた跳ね上がったらしいよ。IEAは備蓄放出の準備をしてるけど、専門家は“2019年のサウジ攻撃みたいに供給網をやられたら100ドル超えも”って言ってる。だからエネルギーと防衛株が注目されてるみたい、って感じ。」
引用元:ロイター通信、Bloomberg、Times of Israel、FOXニュース
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