芸能活動とブドウ栽培を両立する村上信五さんが、2025年6月17日付で家族経営農家支援ベンチャー・ノウタス株式会社の取締役(アライアンス戦略管掌SVP)に就任した。2023年から非常勤で事業開発を担ってきた彼は、出身地・大阪府高槻市の自社農園を核に「誰でも農業に参加できる」新モデルを確立し、企業や自治体を巻き込む共創を加速させる考えだ。

【話題の要点まとめ】
・村上信五さんがノウタス取締役に就任し、アライアンス戦略管掌SVPを務める。
・自社農園を拠点に、都市・企業・地域をつなぐ「ユニバーサル農園」モデルを推進。
・アイドル活動とブドウ栽培の二刀流を活かし、スマート農業の普及と関係人口創出を狙う。
・同社は遊休地活用やリアル/オンライン連動型の“アグリテインメント”事業を展開予定。
【関連ニュースの動向・背景】
日本の基幹的農業従事者は約118万人、その7割超が65歳以上と高齢化が深刻である。政府はスマート農業導入や企業参入を後押しする補助金を年450億円規模で継続投入しており、異業種の知見を取り込むベンチャーが増えている。ノウタスは「農を足す」を社名に掲げ、データ活用型栽培ユニットや体験型イベントを柱とし、村上さんの発信力で若年層を農業へ引き込む起爆剤としたい考えだ。
【専門家のコメント・データ】
東京大学大学院農学生命科学研究科・吉川友也准教授は「著名人が経営陣に加わることで農業のイメージ刷新と関係人口の拡大が期待できる」と指摘。農林水産省の最新統計では、2024年の新規就農者約4.8万人のうち半数が企業参入や兼業型だ。吉川氏は「エンタメやITとの協業は、週末農業やリモート栽培といった新しい参入スタイルを広げ、担い手不足の解決策となり得る」と分析する。
【過去の類似事例と比較】
2019年にモデルのローラが宮崎で有機農園を開設、2022年にはEXILEメンバーが静岡で茶園事業を開始するなど、芸能人の農業参入例はある。しかし役員就任レベルのコミットは稀で、2024年に俳優・山下智久さんが水耕栽培ベンチャー「Spread」のアドバイザーに就いた例が近い。村上さんの場合、経営層として直接意思決定に関わる点が新たなフェーズを示している。
【まとめ・筆者の一言】
ステージ・畑・取締役室――三つのフィールドを軽やかに行き来する村上さん、本当にタフですよね! ライブ会場で収穫体験ができる日が来たら、ファンも農業も一緒に盛り上がれそうだとワクワクします。
【このニュース、これと関係あるかも?】
業界:アグリテック/スマート農業
注目株・企業名:国内=クボタ、スプレッド 海外=ジョンディア、エアロファームズ
どれも自動化や環境制御でグイグイ伸びている企業なので、村上×ノウタスと組めば面白い化学反応が起きそうだよね!
【誰かに話すならこんな風に話して】
「関ジャニ∞の村上くん、実はブドウを育ててたんだけど、その縁で農業ベンチャーの取締役になったんだって。若者も参加できる“みんなの農園”を作るらしくて、ライブと農業のコラボが生まれるかもしれないよ!」
引用元:スポニチアネックス、ノウタス公式サイト、農林水産省統計、PR TIMES
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