12/19の晩はアメリカの経済指標発表が
盛りだくさんでした。為替や株の動きと
あわせて見てみましょう!
GDP(国内総生産)
GDPは一定期間内に国内で産み出された
物やサービスの付加価値の総額で、
その国の経済活動状況を示す指標です。
前回より+ならいい結果だと言えます。
7-9月期は
前回3.0% 予想2.8% 結果3.1%でした。
この数値から考察するとアメリカ経済は
若干悪くなっていると予測されていたが
結果は良くなっており、株価には
プラス要因の材料になります。
新規失業保険申請件数
この指標は失業者が失業保険給付を
初めて申請した件数を集計したもので
前回よりも少なくなっておれば株価に
プラス要因となります。
12/9-12/15の結果は
前回24.2万人 予想23万人 結果22万人
となり、予想より良かったため
プラス要因だと考えられます。
フィラデルフィア連銀業況指数
フィラデルフィア地区の製造業部門の
景況感を測定する指標で
0を上回れば製造業部門の景況感の改善
0を下回る数値は悪化を示します。
12月度は
前回-5.5 予想3.0 結果-16.4
となり、マイナス要因でした。
為替や株価の動きは
為替(ドル円)は一瞬下にいきましたが、
じりじりと戻し、157.30付近まで上昇
株価は上昇という結果になりました。
為替についてはお昼に日銀の金利発表で
0.25%据え置きが決定。
ユーロ円、ポンド円も上昇トレンドで
あることから”日本円”自体が
弱いのも原因だと考えられます。
アメリカの株価は製造業の指標が
あまりよくない事から年明けくらいは
結構下がりそうな予感がします。
※あくまで個人的考察になりますので、投資を行う場合は自己責任でお願いします。